第32回総会開催/4月18日
一丸となって、情熱を持って、
目標に向かって邁進
第32回総会と記念講演が昨年と同様、東新宿の東京社会保険会館「東京フィオーレ」大ホール「ローズルーム」にて238名の仲間の参加を得て開催されました。
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挨拶をする榊原会長 |
総会は木下常任幹事の司会で始まり、議長には町屋駅前クリニック腎友会の小林敬さんと個人会員の阿部豊さんが選出されました。
議長就任の後、現副会長であった小川嗣雄さんや相談役の原三代吉さんはじめ、この1年間に逝去された仲間に黙祷をささげました。
榊原会長は初めにご来賓及び参加した会員各位にお礼をのべ、この1年を総括して透析医療、福祉を取り巻く厳しい環境に言及しました。
また、この1年の最重要課題として取り組んできた会員拡大が、常任幹事、幹事各位のご協力の元、ある程度の成果はあげられたがトータルとしては、会員増に繋がらなかった事を報告しました。
しかし、常任幹事間、幹事間に連帯感、一体感が生まれてきたので必ずや今後の東腎協活動の力になると確信している、と述べました。
2004年度の最重要課題として取り組むのは、@東腎協のNPO法人化に向けて A昨年に引き続き会員拡大を、の2項目を挙げ情熱を持って活動していくと表明しました。
続いて来賓の挨拶、祝辞、メッセージの紹介のあと議事に入りました。
2003年度活動報告を渡邊常任幹事、同会計報告を井上会計が行い、会計監査報告が公正、適確であると佐藤行成(松和患者会西新宿支部)、瀬賀康平(三鷹北口クリニック患者会)両会計監査よりなされました。それに対する質問を募りましたが1件も無く、拍手により両報告が承認されました。
続いて、2004年度活動方針案が木村事務局次長より、予算案が井上会計より提案されました。それに対する質問は、活動方針案とスローガン案の概念と違いについてあり、榊原会長は、活動方針案を判りやすく箇条書したものがスローガン案であると回答し、拍手により承認されました。スローガン案を澤田載子常任幹事が読み上げ、拍手で承認されました。
新役員の選出は、小関常任幹事が会場に候補者を募った後、患者会の推薦等による会計監査と常任幹事候補を読み上げ、前列に並び、拍手をもって承認されました。そして藤原副会長が全腎協の理事に、田中常任幹事が東難連の副理事長に承認されていることが報告されました。幹事は名簿に掲載してあることで了承を求めました。
永きにわたり6人の歴代会長の下、東腎協事務局長として活躍されてきた森義昭さんが、20年という区切りの年に勇退され相談役で、ご意見番的存在として東腎協を下支えてもらうこととなりました。榊原会長より感謝状を贈呈しその労をねぎらいました。
前会長であり、学生無年金裁判、神奈川EPO訴訟等で活躍され、大変なご功労を残された渡邊忠志さんが退任されました。長年常任幹事を歴任され副会長も勤められたこともある佐々木利喜江さん、大変ご苦労様でした。そして一身上の都合により阿相利夫さん、佐々木勝利さん、杉本五男さんが退任されました。会計監査の佐藤行成さんが退任され、新会計監査に嬉泉病院ニーレ友の会の大場邦子さんが就任しました。
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講演する斉間恵樹先生 |
榊原会長が新役員を代表して挨拶し「去年より、一層の情熱を持って取り組む」と決意表明しました。最後に藤原副会長が閉会の辞を述べ、総会は閉会しました。
昼食休憩後、腎疾患医療を巡る話題、@腎不全における動脈硬化予防法の模索、A途上国腎疾患医療の現状、と題して記念講演が、講師に国立国際医療センター腎臓内科医長・斉間恵樹先生を迎えて、開催されました。講演の一部は次号bP54に掲載します。
主な役員の紹介
会長 榊原 靖夫(高中腎友会)
副会長 軽部 和之(すながわ患者会いずみ)
副会長 藤原 実(嬉泉病院ニーレ友の会)
事務局次長(事務局長代行)木村妙子(上野しのばず会)
事務局次長 小関 盛通(柳原健腎会)
会計 井上 寧枝(吉祥寺あさひ腎友会)
常任幹事(太字:新任)
朝日 美保(個人・北里研究所病院) 阿部 敏弘(吉祥寺あさひ腎友会) 生井 克子(阿佐谷すずき腎友会) 一川 和夫(あけぼの友の会) 井上 信義(虎の門・高津会) 押山 大作(にこたま会) 小野 協子(東海病院ひまわり会) 大畑 ハナ(新小岩クリニック友の会) 木下 久吉(笹塚愛生クリニック友の会) 久保 正業(松和患者会新宿南口支部) 小林 敬(町屋駅前クリニック腎友会) 澤田 載子(代々木病院腎友会) 白土 光一(鶴田クリニック友の会) 曽根 啓之(昭島腎クリニックひまわり会) 田中 助成(聖路加ニーレ会) 東野 榮夫(あけぼの友の会) 戸倉 振一(森山病院友の会) 富山 光子(嬉泉病院ニーレ友の会) 野口 美津枝(あけぼの友の会) 蛭田 範博(新小岩クリニック友の会) 吉田 芳子(南大沢パオレ腎友会) |
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新常任幹事紹介 | |||
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井上 信義さん | 大畑 ハナさん | 小林 敬さん | 曽根 啓之さん |
〈相談役〉
一ノ清 明(虎の門・高津会)
糸賀 久夫(松和患者会新宿南口支部)
小泉 左内(杏林腎友会)
高橋 勇二郎(田端駅前クリニックグループ)
堀 和正(高中腎友会)
柳 光夫(小豆沢病院腎友会)
森 義昭(虎の門・高津会)
〈会計監査〉
瀬賀 康平(三鷹北口クリニック腎友会)
大場 邦子(嬉泉病院ニーレ友の会)
長い間、事務局長としてご苦労様でした
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森 前事務局長 |
1980(昭和55)年から常任幹事になり、1981年に事務局次長、1983年には専従の事務局長として就任され、当初は月水木の三日を出勤していました。その後は月火木金の4日間を出勤され、最近は月水金でした。この20年間余を東腎協の活動のために献身されてきました。患者会活動に対するその知識と理解は後進に大変、プラスになりました。
その森事務局長がこの第32回総会を機に勇退されることになり、事務局、東腎協全体が受ける影響は計り知れません。まだまだご活躍いただけるだけに残念としか言いようがありません。
森事務局長の功績の一つはパソコン等の先進技術を東腎協事務局にいち早く取り入れ、事務の効率化、OA化を図ったことです。東腎協が今年度(2004年度)、NPO法人取得を検討することができるのも、そのデータ蓄積と資料作成の努力の賜物です。会員一同より感謝状を送りました。
激励ありがとうございました
来賓
参議院議員 日本共産党 政策委員長 小池 晃様
衆議院議員 自由民主党 自民党東京都連政務調査会長 小林 興起様 代理 第1秘書 秋元 司様
東京都議会議員 自由民主党 政務調査会長 樺山 たかし様
東京都議会議員 公明党 厚生委員会 東村 邦浩様
東京都議会議員 日本共産党東京 都議会議員団政策調査副委員長 大山 とも子様
障都連 事務局長 市橋 博様
ライオンズクラブ 国際協会 330―A地区 献腎・献眼・オープニングアイズ委員会 委員長 野溝 四郎様
(社)全国腎臓病協議会 副会長 栗原 紘隆様
祝電メッセージ
衆議院議員 松島みどり様
都議会自由民主党 政務調査会長 樺山たかし様
都議会民主党 幹事長 名取憲彦様
都議会議員 山加朱美様
東京都健康局医療サービス部 疾病対策課長 田原なるみ様
東京都福祉局長 幸田昭一様
東京都医師会長 唐澤人様
財団法人 日本腎臓財団 理事長 酒井 紀様
社団法人 日本透析医学会 理事長 内藤秀宗様
社団法人 日本透析医会 会長 山ア親雄様
三多摩腎疾患治療医会 会長 長澤俊彦様
扶桑薬品工業(株) 取締役 東京第一支店長 三柳順一様
腎臓サポート協会 代表 松村満美子様
(社)全国腎臓病協議会 会長 油井清治様
東京肝臓友の会 会長 中島小波様
NPO東京難病団体連絡協議会 理事長 若林 章様
ご寄附
(財)日本腎臓財団様
各県組織よりメッセージ
北海道、岩手、秋田、NPO山形、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、NPO千葉、NPO神奈川、長野、山梨、新潟、静岡、石川、福井、富山、愛知、岐阜、京都、(社)滋賀、大阪、NPO兵庫、奈良、鳥取、NPO岡山、NPO広島、徳島、香川、高知、愛媛、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島
東腎協 No.153 2004年5月25日
最終更新日 2004年7月4日
作成者:S.Kishisato