患者会活動の理解を深める

用語・略語集

今回は東腎協のブロック活動と、東腎協の加盟団体・関連団体を取り上げます。

【東腎協ブロック活動】

  東京都を区と市によって4つのブロックに分けて会員交流会、腎移植推進キャンペーンなどを開催しています。ブッロク分けは、患者会会員は病院の所在地、個人会員は自宅住所が基になります。
ブロック活動に積極的に参加しましょう。

東腎協加盟団体

【東京難病団体連絡協議会 (東難連)

昭和47年6月、東京都の委託事業を受け13疾病団体(現在14疾病団体)で結成された。東腎協からは副会長が選出されています。
 「一人ぼっちの患者をなくそう」をモットーに、専門医による難病医療無料相談会、患者による日常医療相談などを中心に活動し、さまざまな問題に取り組んでいます。
 難病患者の抱えるさまざまな困難を克服し、障害を通じて明るく豊かな生活を安心して送れることを願い、医療と福祉の両輪の発展に寄与しています。

【東京・無年金障害者を無くす会】

 1998年6月、東京都内の障害者・患者団体や個人で「無年金障害者問題」の早期解決を求めて結成されました。障害がありながら障害年金が受けられない障害者をなくし、障害者の年金権と年金制度を確立することを目的として、東京で活動しています。運営委員に東腎協会長が参加しています。
 障害年金110番(電話相談)や厚生労働省交渉、国会議員に対する要請、意見書採択運動など幅広く活動を行っています。また、学生無年金障害者裁判を支援しています。全国的には、世論の高まりを受けて、国会議員が集まり「無年金障害問題を考える議員連盟」が平成14年12月に設立されました。無年金透析患者をなくすために東腎協も活動に参加しています。

【EPO訴訟を支援する会】

 2000年6月23日に結成総会が開催されました。神奈川県の国保連合会を相手取り、患者のヘマトクリットを下げないよう、田園クリニックの中井先生が減点査定をやめさせる裁判を起こしました。全腎協が支援を決め、東腎協も会長と副会長が呼びかけ人に応じました。患者会も加入に協力しました。その後13回の公判と準備期間を経て、2002年11月27日に結審を迎えました。判決は2003年2月26日です。東腎協役員は裁判傍聴に参加しています。

その他関連団体

【障害者と家族の生活と権利を守る都民連絡会 (障都連)】

  1971年に結成されました。内部、聴覚、視力、肢体、精神、知的、言語障害などの障害者団体や区市の地域団体で構成されている障害者の連絡会です。都民集会、都予算要請行動、相談活動、新聞「障都連」発行などを行っています。都の予算編成に対応して、春・夏、復活、緊急などの要請行動を行って、多くの成果をあげています。
 東腎協は2000年2月23日マル障改悪抗議のため、障都連の呼びかけに呼応して、都庁を囲む人間の鎖行動に参加しました。

  東腎協 2003年1月21日 146


最終更新日:2003年5月24日
作成:K.Atari