「第16回腎臓病を考える都民の集い」(2004年)


司会 松村 満美子 (腎臓サポート協会)
1.主催者あいさつ 榊原 靖夫 (東腎協会長)
  清古 愛弓 (東京都健康局疾病対策課 課長)
2.講演 第1部 「糖尿病(生活習慣病)からの透析を遅らせる方法」
飯野 靖彦先生 (日本医科大学腎臓内科部長)
第2部 「腎臓病の悪化を防ぐ食事管理」
佐中 孜先生 東京女子医科大学第二病院腎臓内科教授
3.食事療法体験発表 パネルディスカッション (体験発表 鈴木 秀範)
4.閉会の挨拶 藤原 実 (東腎協副会長)
日 時 平成16年(2004年)1月18日(日) 午後1時〜3時30分
場 所 豊島区民センター文化ホール(定員279人)
主 催 東京都腎臓病患者連絡協議会
社団法人 日本腎臓学会
後 援 東京都、豊島区、北区、練馬区、(社)東京都医師会、(社)日本透析医学会、(社)日本透析医会、三多摩腎疾患治療医会、(社)日本臓器移植ネットワーク、ライオンズクラブ国際協会330−A地区、東京難病団体連絡協議会、(財)日本腎臓財団、(社)全国腎臓病協議会


主催者あいさつ

松村満美子さん

松村 皆様、こんにちは。御紹介いただきました、松村でございます。きょうは、私は腎臓サポート協会の代表として全般の司会、そして、後段ではパネルディスカッションの方もお手伝いをさせていただくことになっております。

 きょうは保存期の方が割りに多くていらっしゃる。ラジオを聞いたり、広報紙で見たという方が多いためこれから透析という方がかなりいらっしゃるということでございます。健康相談を先生方にお願いしたいという方もかなりたくさんいらっしゃるんですね。

 腎臓サポート協会の「そらまめ通信」も、台の上に置いておきますのでお持ち下さい。きょう御出演の鈴木英範さんは、CAPD導入していらっしゃいますが、非常にストイックな食事療法をきちんとやった方ですが、とても楽しく食事療法をなさっています。「そらまめ通信」にも登場していらっしゃいます。佐中先生にも紙面に御登場いただいておりますので、お帰りにはどうぞお持ちになっていただきたいと思います。
 まず、開会に当たりまして、東京都腎臓病患者連絡協議会の榊原靖夫会長から皆様にごあいさつをいたします。榊原さん、どうぞ。

東腎協会長
 榊原靖夫さん


榊原 皆さん、こんにちは。東腎協の榊原でございます。
 腎臓病患者、並びに私たちのような透析患者の増加を抑制するという願いを込めまして、この都民の集いを啓蒙啓発活動として、東腎協の重点活動の1つに位置づけまして、毎年開催してまいりました。
 本年が第16回目になるということでございます。これもひとえに今回共催していただいています日本腎臓学会、それから、御後援をずっといただいております東京都の健康局様、並びに豊島区・北区・練馬区等の自治体の皆様方、それから東京都医師会様、日本透析医学会様、日本透析医会様、日本臓器移植ネットワーク様、ライオンズクラブ様、東難連様、それから、日本腎臓財団様、等々の諸団体の皆様方の御後援、それから、先ほども御紹介申し上げましたように、総合司会を快くお受けいただきました松村さんには、本当にこの催しを始めてからずっと熱心にこの我々の活動にかかわっていただいております。

 また本日御講演をいただきます飯野先生、佐中先生を始め、これまでに多くの先生方にお話をちょうだいし、また、医療相談コーナーにおいては、大変数多くの患者さんにいろいろな先生方に対応していただいてまいりました。そういう皆様方の熱心な御支援と御協力のおかげだと、私ども一同思っております。この場をお借りいたしまして、改めて、御協力いただいた方々に厚く御礼を申し上げたいと思います。

 さて、本日御来場の皆さんは現在多分腎臓病と闘っていらっしゃる方や、まだまだ透析導入前で頑張っていらっしゃる方、また、その御家族の方々かとお察し申し上げておりますが、本日のお二人の先生方の御講演をしっかりとお聞きいただいて、また、第2部の鈴木さんの体験談とか、またはパネルディスカッションも御用意してございますが、これらもぜひ御自分自身の参考にしていただきたいと思っております。

 御存じかどうかはわかりませんが、全国で約23万人、東京ではやはり2万3000人ぐらいと言われています、透析患者である私たちの、透析患者の仲間にならぬよう、本日はしっかり勉強して帰っていただければと、東腎協会員一同、希望いたしております。そして、御来場の皆さんにとって本日が大変有意義な一日であればと祈っております。大変簡単でございますが、東腎協を代表いたしまして、ごあいさつとさせていただきます。

松村 榊原さん、ありがとうございました。榊原会長も透析9年目でございます。大変元気に患者会活動をしていらっしゃいます。

 それから、きょう相談コーナーを受け持ってくださる先生を御紹介をさせていただきます。東京女子医科大学第二病院腎臓内科の樋口千惠子先生、そして、高島平中央総合病院腎臓内科の鈴木孝子先生、この両先生でございます。
 それでは、ここで御来賓の御祝辞をいただきたいと思います。東京都健康局医療サービス部疾病対策課の課長さんでいらっしゃいます、清古愛弓さん、どうぞよろしくお願いいたします。

東京都健康局疾病対策課
課長 清古愛弓さん

清古 皆様、こんにちは。東京都健康局の疾病対策課長の清古と申します。よろしくお願いいたします。東京都の難病対策と、移植医療対策を担当しております。
いつも東京都腎臓病患者連絡協議会様には大変お世話になっております。特に、毎年10月の臓器移植推進月間において、意思表示カードを大変たくさん配布していただいておりまして、大変感謝しております。健康局でも、昨年は健康局の本庁職員全員と、一部の事業所の職員に意思表示カードを配りました。皆様もぜひ身近な方にお話しいただきたいと思っております。

 現在、腎臓移植の都内在住待機患者さんは約1,300人いらっしゃるそうです。都内は医療機関も多く、臓器提供を行える指定医療機関は35施設公表されております。しかし、なかなか実績が伸びておりません。毎年提供実績のある医療機関の数は減ってきております。
今後東京都では、臓器提供の指定の各医療機関に臓器移植推進連絡員という人を決めていただいて、その方たちの連絡会ですとか、研修会を実施しまして、都内での臓器移植を推進していきたいと考えております。今月末に専門家の先生からなる移植推進部会という会議を開催しまして、どんな方法ができるのか議論していただく予定となっております。

 また、腎臓病に関しての東京都独自の制度として、人工透析を必要とする腎不全患者さんへの医療費助成制度がございます。昨年度末現在で約1万4000人の方が助成対象となっております。現在、更新の手続きをお受けしておりますけれども、今回から手続きの簡素化ということで、診断書のかわりに特定疾病療養受療証の写しをつけていただくことになりました。早目に手続きをお願いいたします。

 最後に本日の集いのテーマになっておりますが、腎不全にならないためにはどうしたらいいかということが、東京都としても大きなテーマとなっております。腎不全の予防対策ということですけれども、現在、糖尿病の方からの透析患者さんがふえております。糖尿病腎症の早期発見、早期治療の対策を今後検討してまいりたいと思います。以上で、簡単ではございますけれども、私のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

医療相談に協力していただいた先生
樋口千惠子先生
東京女子医科大学
第二病院腎臓内科
鈴木孝子先生
高島平中央総合病院
腎臓内科

東腎協 号外 2004年11月15日

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最終更新日:2005年1月23日
作成:K.Atari