特集「東腎協、NPO法人化に向けて」
  
表紙の言葉   

 ヒヤシンスに寄せて  加藤 茂

 1月、新年を迎えると心が引き締まる思いがします。今年1年もとにかく一所懸命に毎日過ごそうと。でも春になり、夏になり、秋になると惰性で毎日を過ごしているみたいになってしまい、年末にあわてることになるのです。今年は、そんなことがありませんように…。
 正月頃になるとヒヤシンスの鉢植えが出回ります。この鉢植えを買ってきて、毎日眺めて暮らすのも楽しみです。蕾から花開く時がいちばんいいかな、と思います。蕾をつけた鉢植えを買ってきてすぐ描いたのが表紙の絵です。葉っぱにかくれるように蕾がついているのがいい。
 だが、満開になると花が自らの重みで垂れ下がってしまいます。その光景をみて、なんと哀れなことかと思ってしまいます。
 鉢植えでないヒヤシンスは、開花するのは春になってからで花が自らの重みで垂れ下がってしまうこともありません。

東腎協 2005年1月25日 156

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最終更新日時:2005年3月13日
作成:H.SUGA